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中国道蕎麦競べ(22)-みのり

0316庄原01みのり03背面01 0316庄原01みのり03正面01


 広島県の庄原まで鳥取から3時間半かかる。奈良までとほぼ同じ距離なので少々憂鬱だった。車の運転が堪える齢になっている。3月16日(火)、広島県山間部の蕎麦屋を訪ねる旅にでた。庄原はそば処であり、蕎麦屋が多い。ネットで検索すると、最も評価の高いのは、そば処「みのり」であることが分かった。かなりの人気店だというので、売り切れが心配になり、道中電話するも、予約は「なし」とあっさり断られた。ミシュランガイドでビブグルマンに選ばれたことがあるというが、ビブグルマンというのがよく分からないので調べてみると、「星は付かないが、コスパが高く、良質な料理を提供する飲食店・レストラン(3,500円以下で良質な料理を楽しめる」とある。要は、安価なお値段で、値段不相応の美味しい店のことなんだろう。

そば処 みのり
〒727-0023  広島県庄原市七塚町59−1
営業開始: 11:00~15:00(売切次第終了)
古民家改修型 数奇屋系 畳座
星2.5 ★★☆☆☆


0316庄原01みのり02側面01遠景 0316庄原01みのり02側面01遠景のみsam


 みのりは県道に面する大きな敷地に建っている。ぱっと見、あまり洗練されていない工務店設計の和風レストランのようにみえるが、周辺の集落に展開する民家に目をやると、ほぼ同形式の建物ばかりであり、みのりは民家の改修であることが分かる。この中二階のタイプの民家は茅葺き民家の改修系であり、円通寺(本堂が重文)に向かう山道周辺では多くの茅葺き民家をみた。それにしてもおかしな配置をしている。車道側に大きな看板があるのだが、それは中国の照壁や影壁、あるいは沖縄の屏風(ヒンプン)のような目隠し塀であり、それは「裏口」を視界から遮断するものであった。入口はその反対側にある。いわば裏庭側が正面であり、その正面側の前方に同形式の古民家集落が展開している。


0316庄原01みのり01内部01


 座席は畳座のみである。障碍者にはややきびしいところもあるが、玄関からいちばん近い席をとってくれた。内装は外観より洒落ていて、モダンな数奇屋という感じ。ただし、わび・数奇や禅に傾斜しすぎているわけでもないし、キッチュな民芸風に落ちているわけでもない。ちょうどよい中道のセンスである。ただし、椅子席がないのは良くないと思う。縁側のほうに2~3席も受けてくれればいうことはないのだが・・・・。
 ちなみに、広島はあきらかに鳥取よりコロナ対策が厳重であり(というか、鳥取が甘すぎる:昨日の卒業式もリスクが結構あり、いたずらに時間を消費していた)、各席のパーティションには明り障子の屏風を使っている。手の消毒やマスク着用についても注意書きが随所にみられる。
 

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 なんとか車を飛ばして、午後1時前に滑り込んだが、地元庄原産の十割蕎麦は売り切れ。北海道産の二八しか残っていなかった。期間限定メニューの「牡蠣南蛮」と「牡蠣せいろ」をいただいた。牡蠣はたっぷり入っていて満足できたが、蕎麦は普通でしたね。地元の十割をいただけたら、また違ったと思いますが。それでもセイロのお代わりをしました。蕎麦は軽食だからね。


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↑箸袋が結構凝ってました。裏側に店主が修行した信州の蕎麦屋のことが書いてあります。


《連載情報》中国道蕎麦競べ
(1)安来「まつうら」
http://asalab.blog11.fc2.com/blog-entry-3057.html
(2)新見「やな木」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2275.html
(3)勝山「一心庵」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2276.html
(4)津山城東とうふ茶屋
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2277.html
(5)美作滝尾駅-木楽
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2278.html
(6)床瀬そば
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2279.html
(7)高中そば-名草神社三重塔
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2280.html
(8)EN-ナマステ
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2281.html
(9)談山神社-橘-きみなみ
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2282.html
(10)宇陀「一如庵」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2283.html
(11)再訪-ひむろ蕎麦
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2308.html
(12)そば切りたかや インタビュー
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2302.html
(13)走馬観花-平福宿の「瓜生原」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2304.html
(14)「みちくさの駅」ゼミナール
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2305.html
(15)再訪-床瀬そば
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2322.html
(16)そば処「伊とう」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2328.html
(17)そばの店「右衛門五郎」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2329.html
(18)蕎麦と旬のお料理「ろあん松田」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2333.html
(19)摩尼寺門前 門脇茶屋
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2335.html
(20)八郷の里の猫
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2366.html
(21)そば処「井田農園」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2377.html
(22)そば処「みのり」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2379.html
(23)お食事処「やぶ月」
http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-2380.html

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Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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