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夏のカーリング

 9月12日(日)、道銀対ロコソラーレ(LS北見)の戦いを一日中視ていた。プレーしている8人はみな北見市の出身で、藤沢を除く7名は旧常呂町の同窓である。スタッツをみれば、ロコが一枚上であり、国際大会での実績も突出しているが、昨年の日本選手権決勝で道銀が優勝を攫い、道銀が世界選手権に久々出場したのだが、結果は芳しくなく、北京五輪の出場権を獲得できなかった。そこで、北京五輪出場最終予選への出場をかけて道銀対ロコソラーレのプレーオフがおこなわれることになったのである。
 北海道銀行は、ソチ五輪終了時に吉田(姉)等を解雇し、吉村と近江谷をスカウトして強化を図った。カーリング界のレアルと言われるほどの豪華なメンバーが揃ったのだが、そこから勝てなくなった。吉田(姉)に加えて中電のスキップだった藤沢を招聘して地元常呂で再生したロコは国内無敵となり、2016世界選手権で銀メダル、2018平昌五輪で銅メダルを獲得した。一方、道銀は一時期、中部電力や富士通の後塵を配するまで弱体化していたが、昨年から復活し、日本代表となって世界選手権に出場したものの、五輪出場権を獲得するにいたらなかった。しかし、道銀は強くなっていた。とくに、勝負弱いと言われていたスキップ吉村の成熟には目をみはるものがある。
 この代表決定戦がここまで盛り上がるとは予想もしていなかった。実力で上回るロコがあっさり勝利するだろうと思われたが、まさかの2連敗スタートで苦境に立つ。そこから残り3戦を連勝して、逆転の勝利をもぎとった。5戦目は、それまであまり調子のあがっていなかった藤沢が難易度の高いをドローを2回決めたことで薄氷の勝利を飾った。あれだけ明るいチームが泣き崩れたのをみても苦しい苦しい戦いであり、一歩まちがえば、立場は逆になっていただろう。両チームの実力差は決して大きなものではないけれども、国際大会に出て通用するのはロコだと私は思っていた。最終予選は難敵揃いだというが、ロコなら3位以内に滑り込むメンタルと実績・実力を備えていると信じている。

 ふと須﨑優衣選手のことを思い出した。このたびの東京五輪で4戦連続テクニカルフォール(10-0)、圧倒的な力で初優勝を飾った須﨑選手は、国際大会では無敵だが、国内には入谷という7歳年上の選手に3回負けている。いわば天敵である。ところが、入谷選手は国際大会になると実績がない。五輪代表を決めるプレーオフでは、須﨑選手が辛勝したが、その内容は五輪でみた戦いとはまった違っていた。須﨑選手は五輪を3連覇以上しても不思議ではない実力の持ち主だが、国内予選を勝ち抜くほうが難しいのである。
 ロコも須﨑選手も必ず国際舞台では勝つ。そう信じて応援します。

https://www.youtube.com/watch?v=X0Y4aEOLXeI
↑この一月でいったい何回みただろうか。攻撃は最大の防御ですね。

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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