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母の想い出-バンドゥーラの唄

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黄色い花

 川沿いの残雪も消えゆき、散歩の友、マガモたちもまもなく大陸へ飛び立ってしまいます。雪が降り続く日は春が待ち遠しいが、雪があるからこそ春がくるのであり、春の良さは雪のおかげだとも思います。蝋梅は白梅に変わり、梅は桜に変わっていく。まもなく川岸を菜の花が埋め尽くすはずです。ウクライナや東欧諸国では、どんな春の花が咲くのでしょうか。下の「黄色い花」という民謡の弾き語りは10年前の動画です。「黄色い花をみると母のことを思い出す」という内容だとか。
 さて、ギターは弾き語りのための楽器であり、ソロ楽器ではないというのが、わたしの持論ですが、中世起源のバンドゥーラもどうやらそうしたギター系楽器の本質を今も残している。ただし、弦の数は数十本あって弾き難く、歌い手はオペラ歌手のような歌唱力を要求される。美貌のほうもご覧のとおりでして、宮廷音楽の匂いがぷんぷんしますね。芸能寄りではなく、芸術性の高い音楽に向いているように思います。それで弾き語りなんだから、いわば一人オペラのような音楽世界を構築している。見事なものです。下の方は在日十数年に及び、さきほどTV出演されていましたが、ポーランドに避難しているママを迎えにいく、と仰ってました。

 今後、ウクライナはアフガン化する可能性が高い、と言われています。実際にはもっと複雑であり、少なくとも以下の3パターンぐらいを想定しておくべきでしょう。

1)アフガン型: 全土でゲリラ的に対抗。政権も烏国内に潜伏。
2)パレスチナ型: 首都キエフが陥落して傀儡政権が樹立された場合、反露集団の中枢をNATOに近い烏国西部に集め「真ウクライナ政権」の自治区として対抗。
3)チベット型: 烏政権が西側諸国に待避して亡命政権を樹立し、国内のゲリラ集団と共同で傀儡政権に対抗。

 この順番通り、1)→2)→3)と推移するのか、全然違った道筋を辿るのか、さっぱり分かりませんが、どんな形であろうと、抗戦できている間に対露経済制裁を奏功させたい。言い換えるならば、ロシア内部の痛みと亀裂に楔を打ち込んで修復不能な状態に陥れることができるか、にかかっているように思います。コロナで社会が分断されたように、ウクライナ侵攻の余波でロシア国内を分断できればしめたもの。そこに至るまでの時間をできるだけ短くしたい。叶うならば、1)で食い止めたい。それが勝利の前提条件かもしれません。





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バンドゥーラ

 バンドゥーラというウクライナの民族楽器には大変驚きました。バラライカの亜種か、さもなければ、ウドなどバロック・リュートに近い弦楽器と思っていたのですが、否否、リュート(ギター)とハープ(チェンバロ)の複合した特殊な楽器ですね。10弦ギターがさらにでかくなったというのは誤った理解であり、むしろチターにギター(というかベース)がくっついた楽器と認識すべきでしょう。目がわるいので、正確に識別できないのですが、上側のギターがシングル8コース、下側のチェンバロの部分はたぶん25コースの複弦じゃないかな?
 14~15世紀に誕生したとすれば、大モンゴル帝国支配期の楽器ということになります。モンゴル帝国が東欧に与えた影響は小さくないようですが、バンドゥーラはギリシアからもたらされたというから、正教の伝播と関連づけられるのかもしれません。



↑↓同じ日本の曲を聴き比べてみてください。こういう芸能系の歌曲は二胡に分があるかもしれませんね。バンドゥーラは美しすぎるが故に悲しすぎる。下の方も歌唱力はなかなかのものです。

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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