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ウクライナ雑感(2)

ウクライナの風に吹かれて(ロゴ)43web ウクライナの平和を願う鳥取のチャリティ音楽活動をWWUT(ウート)と略称します。
義援金は在日避難民の支援に限定して送金する予定です。



 5月7日(土) 11:45に毎日新聞が配信した以下の記事に注目していただきたい。そもそもブチャの虐殺がロシア軍ではなく、ウクライナ軍の仕業であるというロシア(あるいは駐日ロシア大使館)のねつ造広報を、こうして慎重に検証しなければならないほどロシア擁護の意見が膨れあがっているところに問題があるのだが、あまり感情的にならないようにして読んではみたものの、コメントに相当数のロシア擁護論が蔓延していることに呆れ返る。その多くは、ロシア側のプロパガンダだが、そのプロパガンダに洗脳された「無知」な日本人も相当紛れ込んでいるようだ。

ロシア投稿のブチャ虐殺否定動画に矛盾 「死の通り」とは別地点
https://news.yahoo.co.jp/articles/8643b40d1954e9cfcc802b5e9a92ce514859b9e8

 コメントがロシア寄りか否かの判定は、「いいね(そう思う)」と「いやね(そう思わない)」の数に反映されている。今のところ、反露系の拍手が親露系の拍手の2~3倍あり、昨年の自民党総裁戦のコメントほど異常な事態には陥っていない。あのときはユーチューブも乗っ取られていた。現状、そこまでのロシア擁護には至っていないけれども、それでも露系プロパガンダとそれに洗脳されたコメントの多さには驚くばかりだ。どこかの組織が組織ぐるみで情報戦に加担していない限り、ここまで増えないのではないか、と想像している。これが有事の情報戦ということだろう。考えてみれば、先日のフランス大統領選で、EUの正統といえるマクロンが苦戦し、ロシアと連携した極右ルペンが票をのばしたのと少なからず似た現象なのかもしれない。

 そのフランスで一つ付け加えておくと、昨晩のNHKの報道で、人口統計論を駆使する歴史学者(名前を覚えていない)が、今後の予測は不可能だとした上で、以下の2点を重要な現状認識として掲げていた。
  1)ロシア軍が予想に反して著しく弱かったこと、核使用を棚上げにして
    戦力を比較すれば、NATO軍はロシア軍を恐るるに足る存在ではないと
    認識しはじめている。一方、
   2)ロシアの経済はしぶとく相当な耐性がある。ところが、EU側の経済は
    エネルギー供給停止の影響が大きく、脆弱であることが明らかになり、
    戦争が長期化すれば、むしろ欧州側が音を上げてしまいかねない。

 西側の経済制裁は、ロシアの全体主義政権を揺るがすと思っていたが、その影響をより強烈に受けるのは制裁を課した西側にあるとする見方が現実のものになったとしても、身内の分裂は避け、困窮に耐える必要がある。さもなければ、日本や東欧諸国への軍事侵攻がなされるかもしれない。

 以下の動画は大変説得力のあるインタビューであり、視聴をお薦めします。

元CIA諜報員がプーチン氏の“心を読む”(2022年5月7日)
https://www.youtube.com/watch?v=NEq5Ey0QDKw



1961年11月13日、ホワイトハウスでの演奏。平和を祈るカタルーニャ民謡「鳥の歌」はその後、数多の音楽家に受け継がれていくが、結局、カザルスに優る者なし。これが本物の音楽なのだと気付かされる。

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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