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冬虫夏草と宝瓶

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冬虫夏草

 ブータン、上海についで、マカオでも冬虫夏草を買いました。超高価な漢方薬として知られていますが、厳密にはチベット医学の薬草です。チベット高原に生息するオオコウモリガの幼虫に寄生して発生するオフィオコルディセプス・シネンシス(Ophiocordyceps sinensis)をさします。海抜3,000m以上の高地草原の地中にトンネルを掘って暮らす大型のコウモリガ(蝙蝠蛾)は夏に地面に産卵し、約1か月で孵化して土にもぐりこむ。このときに冬虫夏草属の菌に感染すると、幼虫の体内で菌がゆっくり生長する。幼虫は約4年で成虫となるが、幼虫の中で徐々に増えた菌は、春になると幼虫の養分を利用して菌糸が成長を始め、夏に地面から生える。地中部は幼虫の外観を保っており「冬虫夏草」の姿となります。


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 昨年の9~10月に仕入れた冬虫夏草は大きな焼酎の瓶に放り込み、しばし時間を置き、おもにこの冬に湯割りにして飲みました。長距離の自動車運転の後などに飲むと、体がほっこりして疲れがとれます。その焼酎が切れた。ふにゃふにゃになった冬虫夏草が瓶の底に残ったので、新しい焼酎を注ぎこんだが、味変はない。そこで、マカオで買い足してきたわけです。新しい冬虫夏草を17日(日)の夜、焼酎に全て放り込みました。しばらく待って呑みます。


0318宝瓶02 茶は台湾凍頂(マカオ都市大学礼品)


因久山の宝瓶と甘味処

 3月18日(月)、午前中はある作文に集中していた。書類とか論文ではないが、結構エネルギーが要ります。夕方に近い午後、郡家(こうげ)まで買い物に出かけた。一軒目は因久焼の窯元。また、このシーズンになりました。何品か買うと、必ずおまけに一品つけてくださる。今日は高価な急須をいただきました。たぶん玉露などぬるい湯でいれる日本茶に使うのだろうが、今回のマカオ行で大量の茶葉を買ったり、いただいたりしたので、ありがたい品である。
 このような、取っ手(柄)のない急須を宝瓶(ほうひん/ほうびん)というようだ。温い湯で味わう日本茶と違って、中国茶は煮沸した熱湯を使うので、取っ手がないと持ちにくいのが難点だが、風情はある。ちなみに、宝瓶は「ほうびょう」と読みたい。仏教の世界では、花瓶は「けびょう」、水瓶は「すいびょう」と呉音(南朝の音声)で読むのがならわしだから。お茶も仏教、とくに禅と係りが深いからね。
 二軒めは「甘味処」。お茶にお菓子。中国の菓子はぱさぱさの干菓子ばかりで食べにくかった。和菓子は素晴らしいよね。栗きんとん、柏餅、わらび餅、よもぎ餅・・・自分のものだけ買ったわけじゃありませんよ。


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学部代表の栄誉!

 じつは本日、事務室と送受信していて、研究室のウェイチアンが卒業式の首席代表だと知らされた。本人は何も言ってこないのだけれども、めでたいことです。私学時代の建築系環境デザイン学科では、首席の学生をよく抱えたものだが、公立の環境学科になってからは理系指向の学生から選ばれることが多かった。ASALABのような文科系のゼミから首席がでることは稀なので、とても喜んでいる。最後に、西尾印刷所の仮事務所(吉成)に行って、印刷完了した第5作めのブータン絵本を少数受け取った。正式な納品は明日以降なので、これについてはいずれまた!


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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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