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発掘された『田中淡著作集』第2・3巻

前期授業が始まりました!

 前期1週目を終えてホッとしている。何年経っても、1週目は緊張するんです。

 4月9日(火): 3限「住まいと建築の歴史」(2年次以上)スタート。第1講は簡単なオリエンテーションとミニ講義「遊動から定住へ -住居の起源」。旧石器・縄文建築論である。2年前(2022)のこの講義では、履修生170名に達し、200講義室(大講義室)を使った。コロナ禍の最終年度だったが、途中から濃厚接触者・感染者続出、わたしも最終講義で感染した苦い経験がある。コロナを差し引いても、わたしのBRD式講義では、毎週全レポートを採点する必要があり、百数十名の採点に疲弊した。これに懲りて、昨年(2023)より履修制限をかけ、希望者には「履修したい理由」を書いてもらうことにした。その締め切りも早くした。すると、70名にまで履修者は減り、今年はさらに半減して、13講義室(小講義室)で授業をおこなうことになった。少なすぎるような気もするが、わたしの講義は13講義室で始まったので、原点回帰でよいと思っている。当初の履修生はわずか12名。それがみるみる増えていき、100名を超えるようになった。コロナ前には140名に達し、それでも辛抱したが、コロナ中の170名でギブ。あとで学生に話を聞くと、希望申請の締め切りが早すぎて、気付かなかったと言われた。本日まで追加受け入れすることとした。
 4・5限は卒論ゼミ。まず座席を決め、掃除。民家指向の女子3名はJW-CADのエクササイズ、男子2名はマカオ「茨林囲」の文献をディープルで読み始める。まずは、漢字には繁体字/簡体字/日本漢字の3種類があることを教え、ディープルを使う場合、簡体字を使うのが良いと指示した。台湾・マカオは繁体字であり、繁体字→簡体字の互換サイト復活!

 4月10日(水): 3限よりゼミ。昨日の活動を続ける。ちなみに教則本『はじめて学ぶJW-CAD』は以下のスケジュールを学生が自主設定した。わたしは指導しません。上級生に指導係もいません。自分でがんばれ!
 4/09 p1~50(線・円の作図)
 4/10 p51~95(家具・平面図の作図)
 4/16 p96~124(文字・寸法の作図)
 4/17 p125~145(レイヤの操作練習・図面枠の作成)
 4/23 p146~189(演習:1階平面図の作図)
 4/24 p190~224(演習:2階平面図の作図)


 
まるでテルトンのようにー絵本に紛れこんだ田中淡著作集2冊

 4月11日(木): 3限は講義「地域生活文化論」(3年次以上)スタート。第1講は簡単なオリエンテーションとミニ講義「中国とは何か」。こちらは100講義室で数十名。レポート提出時に3名の女子から「先生のゼミに行きたかった」と言われた。成績上位者ばかり。じつは2年生1名からも、「先生が居るからこの大学に来た」と言われている。「うちは卒論のレベル高くて・・・中国語も読ませたりするしね・・・」と言うと、「分かってました、やるつもりでした」との返答。嬉しいやら、残念やら。しかし前に進まないとね。
 4限は大学院歴史遺産保全特論のオリエンテーション。新規の3名のみ演習室に来てもらい、「東鯷人と建築考古学」のパワポを聴いてもらった。興味深く受け止めてもらえたようだ。ところが、最後になって、いちばん初めに相談したM2生がゼミと大学院講義が重なると言い出してたまげてしまった。そりゃもうゼミを優先するしかないんじゃないか、と答えたところ、いや調整してください、ナマズを獲りたいし、琵琶湖にも行きたい・・・と必死で食い下がられた。来週までに対策を考えようということになったが、最終的には参加者が7名になる予定なので、授業時間の変更は容易くはないんじゃないかな。
 この日の大学院オリエンテーションは1コマだけだった。その後は採点などしていて、ふとブータンの絵本『湖のマーメイド』の残部数が気になったので、調べ始めると、小さな段ボール箱が1箱あった。これだけあるならよしよしと思いつつ、よく見ると佐川急便の宅配で、ガムテームを剥がしたところ、中から『田中淡著作集』第2巻同第3巻が入っていた。編者からの寄贈で、3月中旬には届いていたようだ。3月19日に納品された絵本の段ボールに紛れ込んでいたのだ。これには畏れ入った。埋蔵経を発見したテルトン(宝物発見者)の心境ね。著作集の内容については、また後日紹介する。
 絵本は数えるほどしか残っていない。第2版を刊行するか?




《関係サイト》 新刊紹介-『田中淡著作集』第1巻
(1)http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-1828.html
(2)http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-1855.html
(3)http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-1856.html
(4)http://asaxlablog.blog.fc2.com/blog-entry-1906.html

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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