猫の寝言(Ⅳ)

四月のさつき
18日の午後6時を過ぎたころだったでしょうか、ついにブリーダーさんがカフェ黒田に到着しました。待ちに待った子猫ちゃんの登場です。そのときみんなでカレーをいただいていました。だから、子猫は食卓に近づけません。しばらくブリーダーさんとそのお友達たちがさっちゃんのお相手をされていました。いちどわたしが抱きにいったのですが、恥ずかしながら、抱き方がそれほど上手いわけでもなく、カレーが冷めてしまってもいけないので、さっちゃんを預けて席に戻ったしだいです。


珈琲を飲み終えたころ、ついにさっちゃんがテーブルにやってきました。最初は卓の床下をうろちょろしていて、どういうわけか野郎の靴下にすりよってくる。こいつぁ不味い、てことで、テーブルに上がってもらいました。長いテーブルクロスが赤いランウェイとなって、モデルのキャットウォークにフラッシュの嵐!
ちょこまかちょこまかよく動いてくれました。そのあいだ閃光はとめどなく、「可愛いねぇ」の猫なで声が50回以上こだましました。その後、ちょっと疲れたみたいで、ブリーだ-さんのまいかけポッケにすっぽり納まっちゃった。

↑体の両側にニコニコマークの毛並み文様あり

ひとつ誤りがありましてね。さつきさんの誕生日をわたしは5月2日だと思っていたのですが、4月18日だそうです。だから、生後1ヶ月の状態での初面談ということになります。ちょっと逆算してみなしょう。わたしが一人で家カフェを訪ね、愛猫を失ったことを告げたのが4月8日だから、その10日後にさつきさんは生を受けたことになります。つまり、わたしの要請とはべつにアメリカンショートヘア夫婦の子づくりは始まっていたということなんでしょう。面識のないわたしとブリーダーさんの思惑が一致していたことに何かの縁を感じないではいられません。
5月生まれだから「さつき」と命名したのですが、じつは4月生まれで、じゃぁ「さくら」にしようか、という意見もあがったのですが、「浅川さつき」で字画数は大吉というと、そりゃもう「さつき」でいいよってことに落ち着きました。ちなみに、いま「浅川さくら」の画数を調べてみたのですが、部分運が「吉」「大吉」を示しつつ総運が22画の「凶」となっています。やはり「浅川さつき」がいい。
さっちゃんはこれまで母猫の母乳で育ってきました。ようやく離乳食が食べられるようになってきたそうです。我が家で受け取るのは、赤ちゃん用のキャットフードが食べられるころになるのでしょうか??
いっぱい写真をアップしたいのですが、親バカ丸出しなので、ここでは控えまして、今回もLABLOGを活用しようと思います。結局、おんなじか・・・


↑(右)パパと呼ばれてしまいましてね・・・家でも弥生町でもパパなんて言われたことないから、正直、照れる。歳からすればジジだね・・ジジといえば「魔女の宅急便」か。