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夕陽は赤く

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第27回六弦倶楽部練習会

 水鳥公園でのアコギ大会も4年目を迎えた。
 わたしは午前中、ホテル松本の隣のT横インのラウンジに居座って、パソコン仕事をしていた。ジオパーク・シンポの記事が辛口すぎたかな、と反省し、推敲を重ねていたのだ(こういうことよくあります)。で、いまの文章になったのだが、本日、会長に感想を訊いたところ、「あの(シンポの)内容じゃ仕方ないでしょ」とのこと。というわけで、アップしたままにしておきます。
 昼過ぎに水鳥公園に着いてぼんやり椅子に座っていると、主催者のKNさんが近づいてきて、「ふたり、できますか?」と問う。なんのことやらよく分からず困った顔をしていると、

  「スタレビの『ふたり』です。うちの若い衆が『ふたり』を唱いたいと言っている
   ので、伴奏していただけないでしょうか」

ということだった。もちろん二つ返事でOK。もともとギターは歌伴の楽器ですからね。ヴォーカルの伴奏がしたくてしょうがないんだけど、なにぶんオファーがないので、自ら弾き語りするしかないわけです。「ふたり」は私の大事な持ち歌ですが、もちろん伴奏を厭う理由はありません。
 その若い衆と二人、会議室で軽い音合わせをして会場に戻ると、すでに会長の演奏が始まっていた。再びKNさんが近づいてきて、順番は「9番目」だと教えられた。ビリから4番目だ。あぁ、また今年もこういう順番か。お客さんがいるのは前半だけで、後半になると六弦倶楽部のメンバーだけになっちゃうからな・・・早めに演らせてほしいよね、たまには。


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 会全体の問題としては、最近インストが多くなりすぎて、しかも曲目にだぶりがしばしばでるようになっています。みなさん、岸部、住出、押尾をおもな練習曲目としているから、こうなるわけです(わたしゃ無縁ですが)。それで、会長から「歌もうたってください」というお達しがでました。当然だと思うのね。基本的にアコギ芸術というのは、ソロのバラードが大半を占める。前にも書いたけど、バラードばっかり聞かされていると、眠くなります。何かインパクトというか、バリエーションが欲しい。よく考えて欲しいのだけれど、アコギのソロで人を感動させるだけの芸術表現をするのは並大抵ではありません。簡単なようで、簡単ではない。それになにより、コピーなんだからね。芸術の根幹たるオリジナリティが失われている。だれがどう考えても、その曲の作曲者や編曲者であるところの演奏者にはかなわない。たとえば、「タンゴ・アン・スカイ」を例にとると、村治香織の演奏は、天地がひっくりかえっても、ディアンスには及ばない。根本的に次元が違う。
 となると、わたしたちは、どういう道を歩むべきなのか。自分で曲をつくるか、自分で編曲するか。あるいはまた、他の演奏者のオリジナル演奏を変奏曲のようにして弾くのか、なにか工夫が要ると<わたし>は思っています(みんなにそうしろと言っているわけではありませんよ)。


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↑眼鏡をかけているということは歌詞カードを読んでいるんですね。シャウトして眼鏡が落ちるの。


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 さてさて、また偉そうなことを書きましたが、この日は最高にびびってました。途中、なんとサリーさんが会場に姿をあらわして、いちばん後ろの席に腰かけたのです(しかも男づれで)。環大のジャコパスですよ。ジャコのアドリブを耳コピする人です。大学で学生とギター弾きあうと、たいてい「オレの勝ち」と思うのだけど、サリーさんには完敗でした。同じ土俵で演奏するのは難しい、というか、わたしと組んでも迷惑がかかるだけ、だと悟っております。そんな人に聞かれて、おまけに、加山雄三メドレーからスタートだからね・・・まっ、いっか。
 結果として、以下の4曲を演りました。

1.加山雄三メドレー
   旅人よ~夕陽は赤く~(おまけに)ドン・レット・ミー・ダウン~
   オン・ザ・グリーン・ドルフィン・ストリート

 加山雄三(弾厚作)は、ユーミン出現以前における、日本ポップス界最高の作曲家だと思います。岩谷時子の作詞も素晴らしい。「旅人よ」のイントロが好きでしてね。予め、チョトロク会長にコーラスをお願いしていたのですが、見事にハモってくださいました。ありがとうございます。「夕陽は赤く」はビートルズの「ドン・レット・ミー・ダウン」の発想源になったという伝説の曲。40年以上も前に、よくあんなコード進行を考えたものです。上の写真はあきらかにこのときの撮影。眼鏡が2度ずり落ちました。


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2.アンド・アイ・ラブ・ハー

 淀屋に続いての演奏。これは、どこで演っても喜ばれるんじゃないかな?
 上の写真は眼鏡をしていない。たぶんこの曲を弾いていたときのものです。

3.ふたり

 楽しい伴奏でした(↓)。最後の高音サビ部分で入れ替わり、シャウトさせていただきました。で、眼鏡が落ちました。

4.スタンダード・メドレー: オン・ザ・サニーサイド・オブ・ストリート~
   イッツ・オンリー・ペイパームーン

 黒本から2曲選択。キーは前者がG、後者はCで演奏しました。「イッツ・オンリー・ペイパームーン」は、アールクルー『ソロ・ギター』の1曲目ですが、なんとかあのレベルに近づけたいですね。オルタネイド・ベースをつけて、ラグタイム風にするかどうか、ちょっと悩んでいます。

 今回も楽しい会でした。会長ほか、幹事のみなさまに深く御礼申し上げます。また、いつものことですが、「六弦倶楽部」と「山陰ギターオフ」のサイトから写真を借用させていただきました。重ねて感謝申し上げます。


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【追記】 
 
 来年の目標①: ちょっとマシなギターを買いたい。もちろんナイロン弦。
      ②: ブラジルのギタリストに挑戦したい。  

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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