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第6回「わびさび-茶室の心と技-」その2

1107簀の子天井02茶室 1107簀の子0101


簀の子天井ほぼ完成

 11月7日(木)。この日は制作を続けてきた竹編み簀の子天井の完成を目標に作業を開始した。先週はインテリア工房を使わせていただいたが、今週は修復建築スタジオを片付けて工房にした。
 簀の子天井は2枚作らないといけない。前回途中で終わってしまった1枚目を担当するグループと2枚目を制作するグループに分かれ作業をした。
 前回から縄編みを担当している3人はすでにセミプロ状態で、職人の雰囲気すら感じさせた。1枚目は両端と中央の3ヶ所だけでは、天井がたわむ可能性があると先生に指摘されたので、その中間2ヶ所に縄の1本編みで割竹をつないでいった。


1107簀の子天井01スタジオ13 1107簀の子天井01スタジオ12


 2枚目はまず3列を「職人」を中心に作りあげた。そして端の2列は「弟子」に技を伝授しながら、みんなで完成させた。竹の編み方は動画サイトを参考に使ったのだが、初め方がとても難しい。動画では、説明しなが編んでおられたのだが、技が速すぎて謎が多かった。一時停止機能を使用するが、なかなかうまく見えず、「おじいちゃん、待ってー」と声をかけながら割竹編みに取り組みました。最終的に竹編みの始め方をマスターすることはできませんでした。しかし、みんなで「あれも違う、これも違う、あ、できた!」などと会話しながらの作業は楽しいものでした。


1107屋根葺き05庇完成




1107簀の子天井01スタジオ10


 竹を切る作業は大変なので、余計には切りたくなかった。そこで切ったらすぐ「職人」が編み足りない分をまた切ってもらうという連携をすることで、スムーズに作業が進み、チームワークが生まれつつある雰囲気を感じることができました。すでに達成感を感じた回となりました。
 2枚が完成し、茶室の現場にもっていきました。庇の屋根が新品に大変わりしているのをみて驚いていると、先生から簀の子を天井にのせてみるよう指示がありました。なかなか入らなくて大変でしたが、なんとかおさまりました。ずいぶん見事にみえるので、女子たちは感心しきり、あえて古色塗りしなくてもよいのでは、という意見に先生は従ってくださいましたが、まもなく納めたばかりの天井を外すよう指示がありました。天井が梁から10㎝ばかり飛び出しており、両端を5㎝ずつ切り落とすことになったのです。苦労して梁の上にのせた簀の子だっただけにやや抵抗もありましたが、先生は「建築は甘いものではないよ。まず仮組があって部材を調整し、そこから本組をするんだ。男子たちも屋根板を組み直して今釘打ちしているの」という説明があり、仰るとおりにしました。
 このあと2枚の簀の子の切断部分にマジックで線をひきました。ところで、先生はステンドグラスを作るなら作ってほしい、と問われたところ、ノマドさんから「やりた~い」の即答があり、来週はリファーレン因幡に行くことになりそうです。(経営学科1年K.Y)


1107簀の子天井01スタジオ 1107簀の子天井01スタジオ11

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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