fc2ブログ

茶室公開準備完了!

0122茶室03炉03暗闇01 ←炎を吐く龍?


 昨日から1~3年生が茶室の現場で活動し、懸案だった彫物の設置、炉の灰入れなどを完了させました。この4ヶ月間の活動は明日の発表会を残すだけとなりました。焼き芋、焼き餅、抹茶を準備しておりますので、ぜひ多くのみなさまにご来場いただきたくお願い申し上げます。
 ただ、心配なのは山道です。雪どけ水でとてもぬかるんでおりますので、しっかりした運動靴もしくは長靴をご用意の上、茶室までご参集ください。11時に体育館に集合してください。プロ研のメンバーが茶室まで誘導します。11時前から茶室の鐘を鳴らしますので、その鐘の音をめざして山をあがってきてください。クラブハウスから約3分です。


茶室チラシ表サムネイルimg014茶室チラシ裏サムネイルimg015←(左)ポスター表 (右)同裏 クリックすると画像が拡大します。


プロジェクト研究2&4「わびさび-茶室と心の技-」発表会
 
  日  時: 1月23日(木)11:00~11:45  *雨天決行
  会  場: 大学裏山の「廃材でつくる茶室」修復現場
  集合場所: 体育館前に11時集合(スタッフが茶室まで誘導します)
  発表形式: 聴講者を2班にわけ、①「外装の説明(焼芋付)」と②「内装の説明(抹茶付)」を
        ローテーションでおこないます。
  注意事項: 会場は足場が悪く寒いので、来場者は運動靴・防寒着・雨具等を準備してください。
  特  典: 抹茶と焼き芋あります!!

 そうそう、畳や鉄板などの古材提供などで大変お世話になった棟梁から、以下の激励メールを頂戴しております。

   修復おめでとうございます、学生諸君ご苦労様でした。
   あいにく23日は東京出張が入っていますので伺えません、すみません。
   この活動に係った学生たちの貴重な体験がこれからの人生に役立つことを
   楽しみにしています。これからも頑張ってください。


0122茶室03炉02炉01全景
↑左の小炉は香炉です。ミャンマーの採石場で採った黒い砕石の粉を灰床表面に敷いてます。右が茶の湯用の炉。鉄瓶をのせる予定です。奥のフレーム中央が龍の彫物。

0122茶室04床の間01 0122茶室04床の間02脇の兎
↑(左)「森羅万象」の掛け軸が戻りました。林ナオキ(5期生)作です。(右)床脇に兎の彫物を配しています。

0122茶室04床の間04小天井 0122茶室04床の間03縦01
↑(左)床の間上部の編竹小天井 (左)床の間全景

0122茶室01正面02全景
↑どういうわけか、正面障子紙に赤・青・黄の色紙が混ざり込んでしまいました。
↓まっ、いいかっ・・・
0122茶室01正面01障子

0122茶室05活動風景01
↑背面露台での作業風景。学生はみな寒いと言い、煙たいと言う。わたしはなんともないのであります。

0122茶室02水屋01 0122茶室06シイタケ01
↑(左)水屋。鉄の火鉢で薪がよく燃えました。男子学生の火おこしは速いね。とくに屋久島出身のSくんは実家の風呂を薪で焚いているそうで、手慣れたもんでした。モチのホイル焼きは表面が焦げてパリパリ、中は柔らかくなりました。 (右)なんとホダギにシイタケ5株発見。さっそく屋外炉で焼き、ポン酢をつけていただきましたよ。美味かった!

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

魯班13世

Author:魯班13世
--
魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR