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禅林と会所

0702年輪01


書院+(X)=数寄屋?

 7月2日(水)、先生は火曜日から金曜日まで連続4日間のフィールド演習を抱え、お疲れの模様で、この日は半ば休憩を兼ねて内業となりました。まず3・4年生全体でのミーティングがあり、前週末の尾崎家住宅公開支援で学生が説明係を強制された問題について先生から釈明がありました。これと関連し、4年生以上の全員に「書院造が数寄屋造に変化していくにあたって媒体となったものは何か」との質問がありましたが、だれ一人答えられませんでした。この結果と関連するかどうかは不明ですが、「禅林と会所」というDVD(45分)を全員で視ることになりました。
 その後、前週の摩尼寺での実測活動の成果を披露することになり、実測図と庫裡展開図のチェックをうけました。その結果、平面図組はJW-cadでの作図に移行し、展開図組は近い将来、鉛筆仕上げ図に寸法を記入することとして、この日は木材年輪のサンプル採取に取り組みました。わたしは後者の班で活動しました。


0702年輪02 0702年輪03サムネイル 0702年輪04サムネイル
↑【左】外皮から1年輪~3年輪 【中】52年輪~54年輪 【右】102年輪~104年輪


年輪サンプル採取
 
 ごらんのように木材は直径40センチばかりの円盤状のマツです。白帯先輩の指導の下、放射性炭素年代測定(ウィグルマッチ)のための年輪サンプル採取をおこないました。まずは年輪の数をわかりやすく視覚化するためにマチ針を一年輪ごとに刺していきました。しかし、予想どおり、マチ針の数が足りなくなったので一度刺した針を全て取りはずし、5年輪ごとマチ針を打ち直していきました。合計は107年輪でした。100年輪を超えたので、先生は満足気な顔をされています。
 その後、カッターと彫刻刀を併用し、外皮から1年輪~3年輪、52年輪~54年輪、102年輪~104年輪のサンプルを採取しました。松は軟木ですが、年輪が詰まっているためとても硬く、52年輪~54年輪以外の場所はサンプル採取に骨を折りました。髄に近い102年輪~104年輪の部分は1年輪ごとの生長具合がよく、厚さがあったので、採取する範囲が大きくなってしまい、とても採りづらかったです。
 サンプルはアルミホイルでくるみ、データを記載したラベルとともにジッパー付きのビニール袋に入れ、冷蔵庫に保管しました。今週は三徳山で建築古材のサンプル採取と拓本取りをおこなう予定です。(Nobody)


0702cad0001.jpg
↑CADのレッスン

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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