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雑談(Ⅱ)

2.Jリーグ常勝チームの蘇生

 日本にはかつてヴェルディ川崎、鹿島アントラーズ、ジュビロ磐田という強豪チームが存在した。少なくともアジアにおいて屈指の強豪チームであった。今、そういうチームは見あたらない。浦和レッズは残念ながら、突出したレベルに達していない。ドイツのバイエルン、スペインのバルサのような、ずば抜けた力をもつチームが日本国内に必要だと思う。日本代表の多くがその強豪チームに所属していて、代表チームを組織する場合、5~6人のレギュラー選手を送り出す。かつて鹿島でレギュラーになれば、それは代表候補の実力をもつ証とみられた。いま鹿島には代表が一人もいない。
 突出した強豪チームが存在すれば、その組織力と戦術が代表にほぼ受け継がれる。それをベースにして、残りの数名を海外のチームから呼び戻す。こういうあり方が代表の理想ではないだろうか。
 猫も杓子もヨーロッパのチームに移籍したがるけれども、かの地で潰され、不遇をかこった選手がどれほどいることか。いちばんの被害者は稲本だと私は思っている。稲本は、見方によっては中田以上の素質を備えていたが、ベンゲルの中途半端な雇用で人生の軌道を狂わせた。宮市も同じだ。似たような境遇にありながら、ヨーロッパにこだわって試合勘を失った選手がどれほどいたことか。現在、香川がその代表格かもしれない。いちど(レンタルで)日本に戻ってきたらどうか。多くの秀でた人材が奈落に落ちる前に日本に復帰し再生してもらいたい。そのためには、かつてのヴェルディ、アントラーズ、ジュビロのような強豪チームを蘇生して受け皿とするしかないんじゃないか。
 Jリーグの課題は、選手の育成だけではない。アジア屈指の強豪チームを創り上げることだ。セレッソや広島は育成型で成功しているが、育成された優秀な選手を買い集めることのできるバイエルンのようなチームが日本に必要なのだ。繰り返すが、レッズはまだそこまで成熟していない。今のレッズに長谷部、細貝、香川、清武、大迫、吉田を招聘する。さらに、引退間近いカカ、ピルロ、クローゼを補強する。イメージはこんなもんです・・・
 メンバーはさておき、当面の課題はACLの制覇である。広州恒大を倒すことなど、さほど高い壁ではないだろう。かつての鹿島や磐田なら十分勝てるはずだ。


3.内田の引退宣言が意図すること

 内田の引退発言についても語り合った。わたしは、内田の気持ちが、なんとなく分かる??・・・真実は濁されたままだが、すでに文春などが報じているとおりだろう。蓋し、本田を中心として代表チームを再び組織するなら、自分はもう代表に戻らないという宣言ではないか。「自分たちのサッカーをすれば勝てる」派に対する警鐘なんだ。日本はあきらかに弱い。「自分たちのサッカー」などやらしてもらえる筈はない。しかし、格下のチームにはそれなりの勝点の取り方がある。シャルケでの体験を踏まえるならば、バイエルンやCL強豪との戦い方はリーガの格下チームとの戦い方とはちがう。日本代表の中心選手たちは、なぜそのことに気づかないのか。2点とられたら3点とりかえせばいい? 馬鹿なこと言うんじゃない!?

 カウンター越しで微笑むマスターと、こういう長話をした。サッカー好きの配偶者は黙ったまま、隣の席でギネスをすすり、網代の一夜干しをかじっていた。嗚呼、また同じこと言ってる。そういう顔をしていた。【完】




↑伏線です

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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