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上方往来を描く-河原宿(Ⅰ)

前田02圧縮


勉強部屋が残る町並み

 10月1日(水)。教授、院生、ゼミ3年生で河原宿を訪れた。3年生は後期第1回目の学外活動となった。天気は曇りで涼しく、秋らしい雰囲気だった。今年は夏が短かった分、秋が長くなるそうだ。

 今回は河原宿上方往来の町家と町並みの写真撮影が主なものとなった。2年次履修の居住環境実習・演習(Ⅰ)で描く町並みの対象地は、昨年は若桜だったが、今年から上方往来を北上し、まずは河原宿、来年は用瀬宿、再来年は智頭宿になる予定だという。2年生がフィールドに入る前の下見が今回の主目的である。国道53号線とほぼ平行に走る上方往来は江戸時代の参勤交代路であり、河原・用瀬・智頭には茶屋や本陣がおかれにぎわったという。余談ながら、河原は教授が幼少期を過ごした町でもあるそうだ。ここでも過疎の影響があらわれており、建物が壊されて空き地となった宅地がめだつ。教授の元実家は主屋が建て替えられているが、ハナレは残っている。ハナレの2階が教授の勉強部屋だったそうである。


前田01圧縮


 作業は3年生が上方往来表通りと蔵通りに別れ、それぞれの通りの建造物を写真に収めていった。町並みを斜めからとらえる風景写真は教授によって撮影済みだったため、今回は1棟ずつ正面からファサードを撮影した。事前に棟数を確認しておくことで、後に連続立面図を制作する際の棟ごとの振り分けが楽になる。私は通りの撮影作業はせず、後に立面図を担当することになる建造物の下描き・実測をおこなった。街道一大きな町家(谷口家住宅)であったため、あらかじめ下描きをすれば後の作業がスムーズになるという判断であった。撮影作業を終えた3年生も後半は立面図の下描き作業に移行した。教授と院生の先輩は町中を歩いて各所を撮影していた。そしてある程度まで作業が進んだところで今回の調査は終了となった。


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 長期休暇が明けて久々の学外活動だったからか、あまり長い間作業をしなかったにもかかわらず若干疲れ気味の学生もいた。しかし、撮影した写真が未整理であったため大学へ戻ってからも作業は続き、結局翌日に持ち越しとなった。

 【今回の成果】
・河原宿上方往来表通り・蔵通りの町並み各棟の写真(未整理)
・後に作成する連続立面図の大まかな下描き

 活動の最後に教授から2つのイベントについての説明があった。10月18,19日(土、日)に倉吉市の明倫地区で開催されるオクトーバーフェストが一つ。学生にもできるだけ地域支援してほしいとの依頼があった。ともうひとつは昨日のブログで広報された11月29日(土)の摩尼寺トークセッション&コンサートイベント2014「思い出の摩尼」。こちらも準備が大変であり、ゼミ生全員28日~29日をあけておくよう指示があった。(人鳥男爵)


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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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