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【速報】摩尼寺紅葉コンサート(3)-コンサート

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仏堂に似合う音楽

 コンサートの方は2組とも予想どおりの力量を発揮してくださいました。トリアンデスの演奏曲はほとんど聴いたことあるんですが、曲名まで把握しているのは「コンドルは飛んでいく」だけでした(最近カラオケでよく歌ってます)。チャランゴが気になりましたね。小さな10弦ギター。われらが「ラウド」系列のイスパニアっぽいマンドリン・ギターだね。ただし、フィリピンやイベリア半島のそれのようにリードはとらなかった。もっぱらリズムを刻んでおりました。1台買ってもいいな。
 

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 トリアンデスさんは自然に囲まれた野外での演奏を希望されていました。わたしも最初は野外でのコンサートをイメージしていました。しかし、天気には勝てなかったんです。その代わりといってはなんですが、仏堂のスクリーンに「晩秋 紅葉の摩尼」(昨年11月22日撮影)のスライドショーを映し続けました。
 一方、棚橋さんは「室内楽」をもとより希望されていました。山好きの彼女ですが、音楽は室内に限る。マイクをとおしたくない。クラシックの方が生音にこだわるのはよく理解できます。一時期、和服で演奏したいとおっしゃったのですが、ポスターみてくるおじさんも多いからドレスでお願いしますと頼みました。当日の気温を心配されていました。寒いと指が動かなくなるそうです。しかし、この日は暖かかったんです。最高気温は19℃まであがった。堂内は朝から3台のストーブをばんばん焚いていたので十分暖かいだろう!!・・・と思ったんですが、やはりドレスだと襟足がねぇ、冷えるそうです。ごめんなんせ。
 棚橋さんのヴィオラはご自分のものではなかったようです。どなたかからお借りしたという文化財ヴィオラでおもにクラッシックを演奏されました。サンサーンスとかバッハとか、私が苦手とする分野ですが、仏堂には似合うね。聖なる音色(ねいろ)です。


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 たとえば、この仏堂でコルトレーンが「インプレッションズ」を自在に吹いたらどうだろうか。ドリアンの即興40分。ドルフィーのバスクラでもいいな。あぁいう前衛っぽい演奏のほうがあうかもしれんよね。ゲッツの流れるようなバップだとか、ジョビンの洗練されたボサノバは、こういう場所ではミスマッチだろうな。夜の音楽だからね。
 あっ、あれはどうかな。ストラスブール・パーカションの「クセナキス:プレイヤード」。まぁいいや・・・ともかく「俗」なる世界を破壊するような力がほしい・・・勝手な意見です。


1129コンサート02ビオラ05


 今回の催しについては、みなさん大満足というほどではなかったかもしれませんが、そこそこの手応えを感じていただけたのではないでしょうか。わたしは、文化財系イベントにおける次世代の型を一つ示してみたかった。難しくて長~い講演を聴いて、そのあとまだパネル・ディスカッションとかやって・・・そういう時代が終わろうとしてる。
 イベント以上に摩尼寺保存会の組織化に注目していただきたいと思っています。門前の茶屋2軒を中心に今回も主催者として獅子奮迅の活躍をされました。お疲れ様でした。わたしたちは摩尼寺保存会の味方です。これからも摩尼寺と摩尼寺保存会を支援し続けます。


1129コンサート03挨拶
↑保存会世話人「閉会挨拶」。

 【追記】 赤い一眼レフみつかりました。よく撮れてますねぇ。同じようなカメラでも撮影者で全然変わりますね。撮影した本人にアップしてもらう予定です。

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プロフィール

魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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